小学校代休日はお楽しみがいっぱい!【児童クラブ】
運動会の代休日は日高神社での活動でした。
午前中、3年生以上の児童は、2グループに分かれ、園バスに乗って、菓子処「後藤屋」さんの工場見学に出かけました。
始めは、どら焼きを作っているところを見せてもらいました。200度に熱せられた鉄板の上に、どら焼きの皮の生地が丸く落とされ、しばらくすると、職人さんが金属のヘラと指先を使って裏返していきます。「綺麗に焼けてる!」「熱くないのかな」「美味しそう!」みんな。焼き上がった皮が冷めたところで、今度は、餡をはさむ作業。小豆餡とゴマ餡です。同じ量の餡をヘラではさんでいく手さばきに、みんなは興味津々。
次は、オレンジゼリーを作っている部屋に行きました。「オレンジの皮の苦味が出ないように注意しながら手作業で絞っています。」「オレンジの美味しさをゼリーでも味わえるように、ゼリーの固さを調整しています。」という説明を聞き、きれいにくり抜かれたオレンジの皮の中に、ゼリーの液をぴったりと流し入れる作業をじっと見ていました。
見学の後、お店で焼きたてのどら焼きをいただきました。「ふわふわして美味しい!」「皮も餡も甘くて美味しい!」と頬張って食べていました。店内にあった、外国の風景の中に後藤屋のお菓子が写っている写真を見つけて、質問をしている児童もいました。「外国に行った方が、お土産に後藤屋のお菓子を持っていき、そこで写真を撮ったものです。後藤屋のお菓子は、外国まで行っているんだよ」とのこと。「外国の人も岩手のお菓子を食べているんだね。」とみんな。
ひとつひとつ手をかけて作ったお菓子の美味しさを味わったり、作っている姿を見るという貴重な体験をすることができました。
午後は、市内在住バルーンアーティスト佐々木範明さんに来ていただいて、バルーンアートを体験しました。
佐々木さんは、音楽に合わせて次々と作品を作っていきます。みんなが知っている曲が流れると大合唱が始まり、その歌にちなんだ作品が出来上がると、大歓声が上がりました。自分で好きな色の風船を選んで、佐々木さんに膨らませてもらって、それをどこまで飛ばせるか競走した時は、手を離すタイミングが難しかったようですが、楽しくできたようです。
子どもの手の大きさに合わせた少し細めの風船を使って犬を作る体験もした児童もいました。膨らませた風船をねじる時、割れないかと恐る恐る風船をさわっていましたが、犬の形が出来上がると大喜びでした。
普通できない体験をすることができた一日でした。
後藤屋さん、佐々木さん、ありがとうございました。