3歳児【椅子取りゲーム】
ルールのある遊びに興味を持ち始め、子ども同士で会話を楽しみながらもイメージを共有して遊べるようになってきました。
遊びの中で年長さんの友だちが椅子取りゲームを楽しんでる様子を見て「私たちもやってみたい!」と話す姿が見られたので挑戦してみることにしました!
しっかりとルールの確認をしてからゲームスタート!いつ音楽が止まるか分からない為「ちゃんと椅子に座れるかな?」とドキドキしながら参加する子が多く見られ、始めてすぐは椅子が沢山ある為、安心からニコニコ参加している子ども達ですが、最後の2人になると真剣な顔に変わり、表情から〝負けたくない〟と言う感情が感じ取れました。椅子に座れて〝嬉しい〟気持ちはもちろんですが、椅子に座れなくて〝悔しい〟という気持ちを感じ涙する子も見られました。自分の〝悔しい〟〝悲しい〟気持ちを整理し、また〝挑戦する〟という経験をするいい機会となりました。
また、何度かゲームを楽しんだ後、子ども達だけで椅子を並べ、輪にするよう声をかけると綺麗に真っ直ぐ椅子が並びました。「これじゃあ出来ないよ!」と自分達で考え、協力しながら何度も椅子を置き換え、やっとの事で輪を作ることが出来ました!「輪にするのって難しい!」「汗かいちゃった!」と話す姿も見られ、考えを言葉にし、相手に伝える難しさも感じられるゲームとなりました。遊びの中で沢山の事を経験し、今後も体の成長だけでなく、心の成長にも繋げていきたいと思います。