十五夜を見てみよう
「十五夜」とは旧暦8月15日の月を指し、お月見をする習わしがあります。
「中秋(ちゅうしゅう)の名月」とも呼ばれ、今年は9月10日(土)です。
ぜひ、ご家庭でもお月見にちなんだ絵本の読み聞かせなどをしてみてくださいね。
きっと、十五夜が待ち遠しくなりますよ。
絵本を読んだ後は、お団子やススキを準備して実際にお月見を楽しんでみましょう。
【お月見に関する絵本のご紹介】
・14ひきのおつきみ – 童心社
・おつきみおばけ – ポプラ社
・おつきみうさぎ – 童心社など
【お飾りの意味】
・団子…穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見団子のはじまりです。丸い形は満月を表しているそうです。※団子は子どもの窒息につながる恐れがありますので、お供えする際は、必ずこどもの手の届かない場所に置きましょう。
・ススキ…稲穂。稲穂は月の神様の依り代(神様が宿るもの)と言われています。
・イモ類…十五夜は里芋の収穫期でもあるため、もともと里芋をお供えしていました。十五夜の別名は「芋名月(いもめいげつ)」と呼ばれています。
・旬の野菜や果物…かぼちゃ、栗、葡萄、りんご、梨など、その時期の野菜やくだものをお供えします。葡萄などのツルものは、どこまでものびる様子から「繁栄」や「月と人との繋がりが強くなる」として縁起が良いとされています。