日高ななつ星の隣にある、水沢の産土神(うぶすながみ)を祭る日高神社。その歴史は古く創建は812年。実に1200年以上昔からある歴史深い神社なのです。その境内には、姥杉と呼ばれる2本の御神木(奥州市指定天然記念物)がそびえ立ち、社殿奥には万年の森が広がります。この森には、今ではあまり見られなくなった動物も住んでいるんですよ。毎年春になると、ウグイスが声を響かせるほか、今コンコンコンと何かを叩くような音が聞こえます。そうキツツキです。昨年の夏には夜に子ぎつねを見かけました。一番驚いたのは、昨年フクロウを見かけたことです。なんと昼間、1歳児さんの窓ガラスに大きな音を立ててぶつかってきたのです。
ふくろうは、夜行性で夜目が利くことで「見通しが明るい」といわれたり、首が非常に曲がる事から開運・招福・お金に困らない「商売繁盛」とも言われています。福来郎=福が来る
不苦労=苦労しないなどの当て字もあり、縁起の良い鳥として扱われていますね。また、海外のギリシアでは、知恵の神・アテナ女神の従者です。その為に、フクロウは知恵・知識・学問・芸術のシンボルと言われるようになり、「学問の神様」や「森の賢者」と呼ばれています。
ちなみに、こういった理由から日高ななつ星のホームページや封筒の印刷物には日高神社のふくろうが描かれているのです。