十五夜を見てみよう

「十五夜」とは旧暦8月15日の月を指し、お月見をする習わしがあります。
「中秋(ちゅうしゅう)の名月」とも呼ばれ、今年は9月10日(土)です。
ぜひ、ご家庭でもお月見にちなんだ絵本の読み聞かせなどをしてみてくださいね。
きっと、十五夜が待ち遠しくなりますよ。
絵本を読んだ後は、お団子やススキを準備して実際にお月見を楽しんでみましょう。

【お月見に関する絵本のご紹介】
・14ひきのおつきみ – 童心社
・おつきみおばけ – ポプラ社
・おつきみうさぎ – 童心社など

【お飾りの意味】
・団子…穀物の収穫に感謝し、米を粉にして丸めて作ったのが月見団子のはじまりです。丸い形は満月を表しているそうです※団子は子どもの窒息につながる恐れがありますので、お供えする際は、必ずこどもの手の届かない場所に置きましょう。
・ススキ…稲穂。稲穂は月の神様の依り代(神様が宿るもの)と言われています。
・イモ類…十五夜は里芋の収穫期でもあるため、もともと里芋をお供えしていました。十五夜の別名は「芋名月(いもめいげつ)」と呼ばれています。
・旬の野菜や果物…かぼちゃ、栗、葡萄、りんご、梨など、その時期の野菜やくだものをお供えします。葡萄などのツルものは、どこまでものびる様子から「繁栄」や「月と人との繋がりが強くなる」として縁起が良いとされています。

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フードドライブ実施の御礼

 本園ではSDGs(持続可能な開発目標)の視点を学校評価の計画に位置付け、保育活動に取り入れ、こどもと保育者が一緒になって取り組み始め、少しずつこども達も興味関心が出て来たところです。

 現在、園では給食の残食(食品ロス)の問題に取り組み始めたところでしたが、職員と話を進めていくうちに数年前からの新型コロナ感染症の拡大によって、国内でも多くの人たちが職を失ったり、収入が減ったりしている現状や、また、国際情勢による物価高が重なって、生きていくために必要な食料品でさえこれまでにないような値上げが続き、もしかすると私たちの住む地域でも食べることに困っている人がいるのではないかという思いに至りました。

 その中で、こどもの貧困なども毎日のように報道されていて、こども達の未来にも大きな影響があり、世代を超えて連鎖すると言われています。

 貧困は見えにくいものです。そしてその貧困の問題は自助努力での解決は難しい問題なので、地域や社会が手をつないで一緒になって解決しなければならないと思い、その一助として6月下旬から7月上旬にかけて実施しました。

 今回、日高ご寄付いただいた食品は麺やレトルト食品、缶詰、飲み物など段ボール5箱分となりました。7月13日(水)に子ども対から奥州市社会福祉協議会会長の田面木茂樹様に贈呈させていただきました。子どもからは「困っている人へ食量を届けることができてうれしい」との声もあり、人を思いやる優しい心が育っていることを感じ職員もとても嬉しくなりました。

 本園では、この取り組みを通して親子一緒になって考えていただき、困っている人がいれば見て見ぬふりや立ち止まることなく、優しい手を差し伸べられる心豊かな子を育んでいきたいと考えています。

 次回は、令和4年9月10日(土)の遊び学びフェスタで実施予定です。皆様のご寄付をお待ちしております!

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こども園 こども食堂にじ   2022/08/04   nanatsuboshi