子どもらしさを呼び起こした音楽のチカラ!
10月12日(水)、日本が世界に誇るサックス四重奏団「カルテット・スピリタス」の皆さんによる演奏会が、日高ななつ星で開催されました。
このコンサートは、文化庁の文化芸術によるこども育成事業として行われたものです。
「ようこそ スピリタスの皆さん!」のコールで、楽しい音楽を奏でながら陽気に会場へ登場すると、その楽しいパフォーマンスでもう子どもの心をがっちりと鷲づかみ。
初めて見る楽器とそこから出る大きい音、小さい音、優しい音、きれいな音を奏でる光景に、子どもたちは目を丸くし、食い入る様な姿で見入っていました。面白い場面では、満面の笑みを浮かべ、大きな声を出して笑っていました。
こども達のこんなにも嬉しそうな表情、このこどもらしい姿は何年ぶりに見たことだろうと、目頭が熱くなりました。
大震災や新型感染症などつらいことが長い冬のように続いた東北、音楽が柔らく温かい陽ざしを届けてくれたおかげで、こども達の心に小さな芽が顔を出したようです。
スピリタスの皆さん、素晴らしい幸せな時間を子ども達に与えていただき本当にありがとうございました!