相手の立場に立って考えるということは、言うは易し、行うは難しです。
今日は朝からの雨で、寒いうえに雨に濡れると考えるとなんだか残念な気持ちになってしまうのは私だけでしょうか。
今日、児童クラブの子に「今日は雨だね」と話しかけたところ、思いがけずこんな言葉が返ってきました。「昨日植えた野菜の苗が枯れないで元気になる」と。
何も考えないとついつい流してしまいそうな言葉のやり取りですが、この子は植物の気持ち考え、植物の立場に立って話していたのです。
植物を上手く育てる一番のコツは、思いを致すことだそうです。そうするとよく足を運び、しっかりとお世話が行き届き、結果うまく育つということなんだそうです。こどもの言葉は物事の本質へと向かっているのです。
そんなやり取りがあった後畑に行ってみると、そこにはシャキッと背を伸ばして元気に葉っぱをひろげたピーマンの苗が立っていました。そして一輪白い小さな花を咲かせていたのです。