大根の収穫が近づいてきた頃、大根をどのようにして食べるか話し合いました。
「お味噌汁かな?」「おでんもいいなぁ」と様々な大根料理の案が出る中、「大根がいっぱいあるから、お家の人にも食べてほしいな」という意見が出ました。「じゃみんなで料理を作って、食べてもらおうよ」「それいいね!」「何作る?」と盛り上がる話し合い。これまで、小麦粉を使った料理もたくさん行ってきた年長組では、郷土料理でもある「すいとん」作りに挑戦してみることに!
自分たちでレシピを調べ、小麦粉と水の分量を測って生地を作り、スープの味付けを行ったりと、全て子どもたちの力で取り組みました。先生方にもすいとんを食べてもらい、「味付け、すいとんの硬さ、野菜の切り方」についてのアンケートもとりました。「少し薄かったっていう人がいたから、濃くした方がいいね」「醤油を足せばいいのかな?」と悩んでいると、「この前給食に出たすいとんが美味しかったから、給食の先生に味付けの方法を聞いてみよう!」と話す子が!
調理員さんから「最後に麺つゆを入れるといい」と聞き、早速試してみると、「今までで1番美味しい!」と大成功
「食べてワクワクしてほしい」「お腹いっぱい食べてほしい」という願いを込めて【わくわくまんぷく食堂】と名付け、食堂をオープン!
料理係、会場の飾り付け係、お客さんの案内をする係など、自分たちで役割分担をして、責任を持って自分の仕事に取り組んでいました。
「美味しいって言ってもらえて良かった」「おかわりをしてくれる人もいて嬉しかった」「お店さん、すごく楽しかった!」と、達成感で溢れている年長組の子どもたち。「次はどんな楽しいことをしようかな?」と期待が広がっています